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ランニングWiki

カルボーネン法

心拍数予備能を使った個人に合わせたトレーニング心拍数ゾーンの計算法。

心拍数トレーニングゾーンカルボーネンHRR有酸素

カルボーネン法は、1957年にフィンランドの生理学者マルッティ・カルボーネン(Martti Karvonen)が発表した研究に由来します。彼の研究は、心拍数予備能(HRR)を用いてトレーニング強度を計算する方法が、単純な最大心拍数の割合を使う方法よりも心肺機能の向上に効果的であることを実証しました。この発見は、世界中のコーチや選手がトレーニングゾーンを設計する方法を変えました。

計算式

目標心拍数 = ((最大心拍数 − 安静時心拍数) × 強度%) + 安静時心拍数

計算方法

  • 最大心拍数を求めます。一般的な推定値は220から年齢を引いた値です。
  • 安静時心拍数を測定します。朝起きてすぐに脈拍を計ります。
  • 心拍数予備能(HRR)= 最大心拍数 − 安静時心拍数。
  • 目標強度の割合を選びます(例:有酸素基礎トレーニングの場合は70%)。
  • HRRに強度の割合を掛けます。
  • 結果に安静時心拍数を足すと、目標トレーニング心拍数になります。

なぜ重要なのか

単純な最大心拍数の割合を使う方法とは異なり、カルボーネン法は安静時心拍数を通じて個人の体力レベルを考慮します。安静時心拍数が低い熟練ランナーは、同じ最大心拍数を持つ初心者とは異なるトレーニングゾーンを持つことになります。これにより、より正確で個人化された計算が可能になります。